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■作品概要■ 商品番号13610UE4
江戸後期~明治初頭頃、いわゆる長崎青貝細工とよばれるもので、紅梅白梅をあしらった軸掛け(掛け軸を置く台)作品です。 時代のものですので経年の傷みや青貝の剥離等は画像の通りございますが時代を考慮すると保存状態は良好と言えます。
長崎螺鈿(青貝)細工について:
長崎青貝細工と呼ばれる螺鈿漆器の歴史は古く享保5年(1720)の「長崎夜話草」の塗物道具に「 青貝 」の文字があるところから、18世紀前半には既に制作されていたようです。 薄く研いだアワビや夜光貝に裏面から顔料で彩色を施して漆地に貼り研ぎ出して仕上る作品で、特に赤やピンクやブルーを基調としたその色合いは独特なので長崎物として判断する目安にもなっています。 19世紀には「紅毛漆器 」として盛んにヨーロッパに長崎土産として輸出されることになったのです。
■作品寸法及び付属品■ 全幅約43cm 高さ約40cm 奥行き約21cm 付属品無し
■価格および送料■ (ご成約、ありがとうございました。)